Twitterも活用してアクセス数を増やす方法

f:id:tairadaishiro:20211118105644p:plainブログやオウンドメディアを書いたら、次に考えるのは集客ではないでしょうか?

集客というとSEO、つまり検索エンジン経由のアクセスを思い浮かべる方が多いかもしれませんね。

しかし、集客はSEOだけではありません。SNS、特にTwitterも重要なアクセス経路になります。

そこで今回は、日本国内のWebサイトで、検索経由のアクセスもあるけれど、Twitter経由のアクセスも多い、Twitter集客の成功事例を調べてみました。

それらのサイトを調べてわかった効果的なTwitter集客方法も紹介しますので、ブログやオウンドメディアの集客にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

ブログ記事の内容はYouTube動画でも説明しています。ぜひ、あわせてご覧ください。 

Twitter集客のメリット

Twitter集客には、次の2つのメリットがあります。

  • サイト全体のアクセスが増える
  • リスク分散になる

Twitterからのアクセスを増やせば、今あるSEO流入にプラスして、SNS流入を増やせます。その結果、サイト全体のアクセス数を増やすことができるでしょう。

またアクセスの経路を増やすことは、リスク分散にもつながります。

SEOの怖さの1つであるコアアップデート。それによって突然アクセス数が0になることも回避できます。

はじめにお伝えしますが、今回のお話はWeb上の情報に基づいた私独自の解釈・予想です。下記をご了承ください。

【注意】
アクセス数や経路別の流入数比率はSimilarWebの数値で解析しています。SimilarWebのデータ集計方法に関してはこちらを御覧ください。また、Twitter上の反響数値計測に関してはKeywordmap for SNSの数値で解析しています。

これらツールは3rdパーティーデータなどを利用しており、実数値と異なる場合もあります。

参考サイト:(修正あり)SimilarWebはPV数調査に使うツールではない - web > SEO

事例①|Hayakawa Books & Magazines

最初にご紹介するのは、早川書房さんの「Hayakawa Books & Magazines」というnoteのサイトです。

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経路別・SNS別アクセス比率

このサイトの経路別アクセス比率をSimilarWebで調査した結果がこちらです。

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一番多いのは検索経由の43%で、次に多いのがソーシャル経由の34%という結果が表示されました。

続いて、ソーシャル別のアクセス比率を見てみましょう。

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全体の8割がTwitter経由との事。月間では、数万のアクセスがTwitter経由であると推測できます。

Twitterからのアクセスは、その反響(いいね数やリツイート数)に大きな影響を受けます。そのため、Twitter上での反響を見てみましょう。

Twitterのエンゲージメント

Twitterからサイトにアクセスしてもらうには、

  1. 発信したツイート多くの人に見てもらう=インプレッションを多く獲得する
  2. ツイートあるURLをクリックしてもらう=クリック率を高める

といった必要があります。

いいねやリツイートといった反響(=エンゲージメント)は、インプレッション数に大きく影響します。

つまり、インプレッションを高める=多くの人に見てもらうためには、エンゲージメントを取れるかが非常に重要になります。

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今回は早川書房さんのnoteのURLを含むツイートを抽出し、URLごとのエンゲージメントを調べてみました。今回は弊社ツール「Keywordmap for SNS」を利用しました。

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最初のURLは、

  • リツイート数…709回
  • いいね数…1,214回

3つめのURLは、

  • リツイート数…296回
  • いいね数…639回

を獲得しています。

さまざまな人がツイートしており、その各ツイートにおいて反響数が多いことが分かりました。

SEO経由のアクセス数

また、Hayakawa Books & MagazinesへのアクセスはTwitter経由だけではありません。検索経由のアクセス=SEO経由のアクセス数も、次の通り右肩上がりで伸びています。

Keywordmapで調査した所、直近の半年間では検索ヒットキーワード数も増加傾向にあり、検索経由の流入数も増加していると推測されます。

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また、キーワードもさまざまなキーワードで取れています。

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サイト全体のアクセス数をみると、

  • 最も多いアクセス数…検索経由の約43%
  • 2番目に多いアクセス数…ソーシャル経由の34%

でした。

以上から、Hayakawa Books & Magazinesは、検索でもしっかりアクセス数を増やしながら、Twitter経由でのアクセス数も増やし、サイト全体のアクセス数を増加させている成功事例だと言えるでしょう。

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事例②|GAMEクロス

次にご紹介するのは、「GAMEクロス」という朝日新聞社さんが運営するeスポーツ向けのサイトです。

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経路別・SNS別アクセス比率

このサイトの経路別アクセス比率をSimilarWebで調査しました。

最も多いのが検索経由の71%で、次に多いのがソーシャル経由の18%でした。

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SNS別のアクセス比率を見ると、約88%がTwitter経由になっています。

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以上から、サイト全体のアクセス数の約15%はTwitterからのアクセスだと推定できます。

Twitterのエンゲージメント

では、このGAMEクロスのURLを含むツイートのエンゲージメント(=いいね数やリツイート数)を見てみましょう。

今回は10月1日~31日の1ヶ月間で調べてみました。

URLごとのエンゲージメントがこちらです。

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最初のURLは、

  • リツイート数…461
    いいね数…1,181

3つめのURLは、

  • リツイート数…163
  • いいね数…231

を獲得しています。

さまざまなところでツイートされており、各ツイートのエンゲージメントが多いことがわかりますね。

どのようなユーザーがツイートしているのか?

では、どのようなユーザーがツイートしているのでしょうか?

GAMEクロスのURLを含むツイートしているユーザーを調べてみました。結果がこちらです。

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フォロワー数が非常に多い方がいますね。9万フォロワーや6万8千フォロワーといったインフルエンサーです。

その方々のツイートのエンゲージメント数も多くなっていますね。

しかし、GAMEクロスのURLを含むツイートしているのは、決してインフルエンサーだけではありません。

フォロワー数が2,600や3,300といった、フォロワー数がまだまだ少ない方もツイートしています。

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そして、こういったフォロワー数が少ない方でもエンゲージメント数はかなり多くなっています。

ここから、

  1. フォロワーが非常に多いインフルエンサーがURLをツイートする
  2. フォロワーの一部の人が反応する
  3. 反応したフォロワーがGAMEクロスにアクセスする

といった流れが考えられます。

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さらに、フォロワーのフォロワーにも波及していると予想できますね。

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しかし、インフルエンサーだけがアクセス増加に貢献しているわけではありません。

フォロワー数自体は少ないけれど、濃いファンを抱えているマイクロインフルエンサーもアクセス増加に影響しています。

彼らが一度ツイートすると、そのURLに多くの人が反応し、一定数のエンゲージメントを獲得できています。

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つまり、濃いファンのアクセスも獲得もできているのです。

こういった2通りの読者がツイートしているため、一定数のアクセスと濃いファンの送客ができていると言えるでしょう。

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事例③|SEO研究チャンネル

最後の事例は、本ブログや私のYouTubeチャンネルのTwitterアカウントである、「SEO研究チャンネル」です。

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このTwitterアカウントでは、日々SEOやSNSマーケティングのノウハウを投稿しています。また、このブログやYouTubeへの送客をしているツイートもあります。

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Twitterのインプレッションとクリック数

では、どれくらい送客をしているのか見てみましょう。

例えばこちらのツイートのTwitterアナリティクスを見ると、

  • インプレッション(=見られた回数)…13,440回
  • リンクをクリックした回数…337回

です。

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別のツイートでは、

  • インプレッション数…8,188回
  • クリック数…98回

です。

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平均すると1ツイートあたり、100~数100ほどのアクセスを送客できていることになります。

こちらは、月別のインプレッションとクリック数です。

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10月はツイート数が急激に減ったのでクリック数も減っていますが、それでも一定のクリック数があります。

このように、このアカウントでは月に約1,000~2,000のクリック数で送客できています。

またこの表からわかる通り、インプレッション数はクリック数に大きく影響します。

こちらのグラフは、日別でURLのクリック数ツイートのインプレッションのグラフを重ねたものです。

 

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インプレッションとクリック数に極めて強い相関があることがわかります。

 

  • インプレッションが多い=多くの人がツイート見る → クリック数も増える
  • インプレッションが少ない=ツイートをほとんど見られない → クリック数も少ない

となります。

インプレッションを増やす必要があることはわかりました。では、インプレッションを増やすにはどうしたら良いのでしょうか。

インプレッションの増やし方

インプレッションに影響する要素は、いいねやリツイートといったエンゲージメントです

先ほどのインプレッション数のグラフに、エンゲージメントの数(=いいねやリツイートの合計値)を重ねると、このようになります。

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エンゲージメント数とインプレッション数が相関していることがわかります。

ここから、エンゲージメントをたくさん取れば、インプレッションも取れて、結果的にクリック数も取れると考えられるでしょう。

フォロワー数とインプレッションの相関

ここで疑問になるのが「フォロワー数は関係あるのか」という点ではないでしょうか?

先ほどのツイート見ると、インプレッションは13,440回ありますが、このアカウントのフォロワーは約3,000人しかいません。

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そこで、このツイートにいいねをした人がこのアカウントのフォロワーだけなのかを調べてみました。

すると、確かにフォロワーもいますが、フォロワーではない方からのいいねもありました。

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いいねをしたユーザーの中でフォロワーはない方のプロフィールを見ると、集客したい人の像と極めて近しい方でした。

つまり、フォロワーではないけれど、ツイートは自分が届けたい人、見込み顧客に届いたということです。

フォロワー数はもちろん大切です。

しかし、Twitterの目的である認知や集客を取ろうとする場合、一番重要なのは自分のツイートが見込み顧客に届いているかどうかです。

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フォロワーでなくても自分の見込み顧客になる人がいいねをしている、もしくはそのツイートを見ている場合、Twitterマーケティングに成功していると言えるでしょう。

Twitterでは自分の発信内容をフォロワーに届けることができ、フォロワーのフォロワー、さらに多くの人にも届けることができます。

こういった波及効果を高めるには、多数のエンゲージメントをとれるツイートを発信し、多くの人に見てもらう、つまりインプレッション数を増やす必要があります。

すると、サイトへの集客数・クリック数も増えるでしょう。

f:id:blogpostwork_1:20211111210647p:plainエンゲージメントの増やし方

では、どのようにしてエンゲージメント数やインプレッション数、クリック数を増やせるのでしょうか?

その方法は、次の3ステップです。

  1. 集客したい人を明確にする
  2. 1. の人たちの興味を調べる
  3. 2. にあったツイートをする

まず、集客したいユーザー像を明確にします。いわゆるペルソナをはっきりさせることから始めます。

次に、その人たちが興味を示すテーマや事柄、ジャンルを明確にします。

どういったテーマが自分の集客したい人に一番刺さっているのかを、実際にツイッター上で調査しましょう。

最後に、調べた内容に合わせたツイートを発信し、PDCAサイクルを回していきます。

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以上の方法を実践すると、本当に集客したい人に自分のツイートを効果的に届けることができるでしょう。

Twitter集客にオススメのツール

このPDCAサイクルでは、数値を見ながら改善していくことが大切です。

この改善には、「Keywordmap for SNS」というツールがおすすめです。

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Keywordmap for SNSを使うと、

  • インプレッション数
  • エンゲージメント数
  • クリック数

などをツイート別に分析できます。

また、このようにカテゴリ別で各数値を分析することもできます。

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このように分析をして、いいね数やリツイート数といったエンゲージメントを見ながら、自分が発信する内容と本当に読者が求めている内容が一致しているのかを確認していきましょう。

発信内容を徐々に読者が求める内容に近づけていけば、読者が知りたいこと自分が伝えたいことがかみ合っていくでしょう。

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そして最終的に、インプレッション数、クリック数、送客数の増加につながると考えられます。

この考え方は、SEOで検索意図に答えるのと同じです。

Twitterマーケティングにおいても、読者のニーズをしっかりと捉えて、そのニーズに合わせたコンテンツを発信することが重要なのです。

まとめ

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今回はTwitterからの集客する方法についてお話をさせていただきました。

3つの事例から、

  • 自分の見込み客となるユーザーを明確にして、そのユーザーにあわせたツイートをしていくことが重要であり、
  • その発信によってエンゲージメントやクリック数が上がり、結果的にサイトへの集客を増やせる

ことがわかりました。

ブログやオウンドメディアの集客の参考になれば、幸いです。

www.youtube.com